ファミリーキャンプのアウトドアテーブルの種類と選び方のポイント【家族キャンプの教科書】

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ファミリーキャンプで食事や家族団らんを楽しむ際に必要な「アウトドアテーブル」。
「テーブルなんてどれも一緒でしょ?」
「とりあえずホームセンターの安めのやつ買っとけば問題ないでしょ!」
もしかしてそんな風に思ってませんよね?
テーブルは家族団らんで食事する時だけじゃなく、キャンプのレイアウトにも大きな影響を与え、キャンプを快適に過ごすためには、とても大事ななんです。
「買ったはいいけど、でかすぎ・重すぎ」
「椅子とテーブルの高さが合わなくて、くつろげない」
なんてことにならないように、今回は家族キャンプでのアウトドアテーブルの選び方をご紹介します。
今回紹介する選び方のポイント4つを守れば、テーブルを購入する際に失敗しませんよ。

アウトドアテーブルの選び方

①スタイルで選ぶ

テーブル選びでまず考えなければいけないのは、人数や大きさはもちろんですが、その高さです。
テーブルの高さによって、キャンプのスタイルが「ハイスタイル」と「ロースタイル」に分類されます。

スタイルを決める際は、チェアのスタイルも同じにするのがおすすめです。

ハイスタイル

高さ70cm前後のモデルが一般的な「ハイスタイル」のテーブルは、家庭のダイニングテーブルに近い高さなので家と同じ感覚で使うことができます。
適度な高さがあるので、立ったまま調理できる、無理のない体勢で食事を楽しめるのが特徴です。
テーブルに適した高さに合った椅子を一緒に使えば、立ったり座ったりしやすいです。
なので、年配の人とのアウトドアの時には立ち上がりがしやすいため、ハイスタイルがおすすめです。
ただ、小さな子供がいる場合には、ナイフなどの危険な調理器具に手が届きにくいので安心ですが、テーブルに合わせて高い椅子を使うと、乗り降りを手伝わないといけなかったり、椅子から落ちてしまったり、椅子を転倒させてしまったりすると逆に危険なことも
そういった場合には、ハイとローの2段階調節が可能な2WAYタイプのテーブルもあるので、椅子ははロースタイルのものを選んで、調理に使う場合はハイテーブル、それ以外の時にはローテーブルにできるのでおすすめです。

また、ハイスタイルのテーブルの欠点としては、 どうしても収納サイズが大きくなってしまうことです
収納サイズが気になる方には、天板がロール型でコンパクトに収納ができるタイプのテーブルがおすすめです

ロースタイル

「ロースタイル」は、一般的に高さが30~40cm程度なので、地面との距離が近く自然をより身近に感じることができ、タープやテント内で使用しても圧迫感がなく、空間を広く感じることができます
調理などの作業用には適していませんが、ゆっくり食事を楽しむことができて、疲れたときには足を伸ばしてくつろげます。
ロースタイルは、小さい子どもでも椅子の乗り降りができるので、安心して食事が出来るという点からファミリーキャンパーにおすすめです
ただし、先述したように、調理器具などを置いておくと子どもが手に取ってしまう可能性が高いので、注意が必要です。

ロースタイル大きなメリットとしては、なんと言ってもコンパクトに収納できる製品が多いことです。
ファミリーキャンパーは特に荷物が多くなってしますので、荷物をできるだけ軽量・コンパクトにしたいですよね。
使用人数や仕様、デザインなどからご自身に適したローテーブルを見つけてみてください。

②天板サイズで選ぶ

スタイルが決まったら次は天板のサイズを決めましょう。
アウトドアテーブルの天板サイズは、何人で使用するのか、子どもの年齢などに応じて決めるようにしましょう
食器の並べやすさや作業のしやすさを考慮して、少し大きめのサイズを購入すると使いやすいですが、大きすぎるものはタープの下やテントの前室で使用する際に窮屈になったり、収納サイズも大きく、重くなってしまうので注意が必要です。
一般的に3~4人家族の場合:幅100cm~140cm、5~6人家族の場合:幅140cm~170cmを目安に選ぶと良いですよ。
ただ、お子さんが小さい場合は、1つ小さめのサイズ問題ないですよ。
その場合3人家族なら、2人用の幅70~90cmを目安にしてください。
また、アウトドアテーブルの広さが足りるか不安な場合は、小さめのサブテーブルも用意しておくと作業台としても使えるのでおすすめです。

③重さ・収納性で選ぼう

出典:Amazon

スタイル・天板のサイズが決まったら、次は使用時ではなく、収納や持ち運びについて考えましょう。
ファミリーサイズのテーブルとなると、天板サイズが大きく、収納や持ち運び時にかさばったり、重くなってしまいます。
家族キャンプで収納や持ち運びは非常に重要です。ただでさえ家族分の荷物や食料を持って行かないといけないのに、小さなお子さんはお手伝い程度でしか荷物を運ぶことができません。
なので、夫婦2人で運ぶ、もしくは1人で運ぶとなるとサイズの大きいテーブルはできるだけ軽量コンパクトにしたいですよね。
キャンプ用のテーブルの収納方法は大きく分けると天板サイズはそのままで脚を内側に収納できる、または天板を2つ折りにしてスタンドを天板内に収納できるできる「折り畳み式」と、天板がロール状になり、スタンドとともに丸めたりたたんだりして収納できる「ロールタイプ」があります。
「折り畳み式テーブル」は、天板を2つ折りや3つ折りにするものがあり、開くだけで展開できたり、脚の取り付けだけで完成するものが多く、設営・撤収が素早くでき、天板が厚いので、比較的頑丈な構造で安定感も抜群です
ただ、「ロールタイプ」に比べると重く、収納サイズは大きくなってしまいます。
ロールテーブル」は、細長い板を並べて継ぎ合せ、スノコのような形状をしている天板が特徴で、天板は丸めることができ、天板と同じく棒状になる製品が多いので、収納袋にスッキリ収まり、非常にコンパクトになります
ただ、「折り畳み式」と比べて、設営や収納に手間がかかってしまいます。

安定感と設営・撤収の楽さなら「折り畳み式」、軽量・コンパクトなら「ロールタイプ」、どちらを優先させるかは各々の車の積載量や荷物の量を考えて選んでください
ちなみに我が家では「ロールタイプ」を使っています。

④素材・材質で選ぼう

最後に、素材・材質を決めましょう。
テーブルの素材は、大きく分けると一般的に「ウッド(木製)」、「アルミ」、「ステンレス」、「布製」の4種類があります。

ウッド・木

出典:Amazon

キャンプの雰囲気を損なわないナチュラルな質感とデザイン性、風合いの良さなら断然ウッド(木製)です。
使用している木材の種類にもよりますが、使うほど風合いが増していくのもウッド(木製)ならではの魅力。
また、アウトドアシーンだけでなく、家庭内用としても使用できるため、家庭用兼キャンプ用として使っている方もいます。
ただ、他の素材に比べて重量のある製品が多いので、選ぶ際は重さもチェックしましょう

アルミ

出典:Amazon

アルミ製はリーズナブルで、軽量なものが多く、ロールタイプに多く採用されており、コンパクトに収納可能なので携帯性にも優れています
軽量ながら強度が高く、熱に強いのでバーベキューコンロを置いて使用することも可能です。
また、表面が酸化皮膜で覆われており、耐食性に優れているため汚れが落としやすく簡単に掃除できます。
他の材質のテーブルに比べて軽量で持ち運びに便利なので、なるべく荷物の量を抑えたい初心者ファミリーキャンパー向きです

ステンレス

出典:Amazon

ステンレス製のアウトドアテーブルは熱伝導率が低く耐熱性が高いため、調理直後の鍋やダッチオーブンなどを直接置いたり、熱で変形しにくいので、焚き火の近くで使うことが可能です。
また、「アルミ」と同様に、表面が酸化皮膜で保護されており、サビに強いのも特徴です。
傷付きにくく汚れを落としやすいため、長く愛用できるアウトドアテーブルを探している方におすすめです

布製

出典:Amazon

布製のアウトドアテーブルは軽量かつコンパクトに収納可能です
1kg以下の超軽量の製品が多いので、持ち運びには便利ですが、他の素材と比べると安定感にかけるためメインテーブルでの使用はおすすめしません。
ちょっとした小物を置くサブテーブルとしておすすめです

 

選び方がわかったらおすすめのアウトドアテーブルを見てみてください。よりイメージがしやすいはずですよ!

 

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