加圧式・非加圧式オイルランタンの選び方・使い方・おすすめ7選【初心者】

おすすめアイテム

オイルランタンの種類

加圧式と非加圧式

加圧式オイルランタン

ポンピングによって燃料タンクの空気を圧縮し、ガス化した燃料を合成繊維のマントルに引火させて灯りとして使う仕組みになっています。
新しいマントルは空焼きをしておいて、燃料が気化しやすくするために燃焼室を暖めるプレヒート(予熱)が終わったら、点火です。

初心者にとっては難易度がやや高め。スムーズに点灯するには慣れが必要ですが、手間を楽しめる中級・上級者に人気のアイテムです。

※マントルとは、発光体となるもので、ライトでいうと電球に当たる部分。

非加圧式オイルランタン

加圧式よりも単純な構造で、極端に言えば、燃料タンクと芯があれば炎を燃やし続けることができます。
また、加圧式のように点火前の準備作業をしなくてよいので、燃料を注油するだけでスムーズに着火できます。

非加圧式オイルランタンは、加圧式に比べて取り扱いや手入れが簡単なので初心者におすすめです。

オイルランタンの選び方

燃料の種類を選ぶ

灯油を使用するタイプ

灯油を燃料に使用するオイルランタンは、炎の勢いが強いのが特徴です。
灯油はガソリンスタンドでも購入できるので、手軽にオイルランタンを使いたい方におすすめです。
石油ストーブなどにも使えるので、暖房器具と燃料を統一するという意味でも使いやすい。
ただし、すすやにおいが出やすいので、使用後には念入りなメンテナンスが必要になってしまうデメリットも

また、オイルランタンよりさらに火力の高いガソリンランタンもあります。

パラフィンオイルを使用するタイプ

パラフィンオイルは液体状の蝋燭のロウをだとイメージするのが分かりやすいと思います。
不揮発性で引火点が95℃以上と高く、灯油よりも安全性が高いという特徴があります。

パラフィンオイルを燃料に使用するオイルランタンは、すすや匂いが少ないので、子どもとのキャンプや災害時にも活用できます
中には虫の嫌がるハーブのにおいを含んだ、虫除け効果のある商品も販売されています。

明るさで選ぶ

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オイルランタンの明るさはCPやWなどで表示されます。
アウトドアキャンプのメインライトには、200W以上の明るさが必要だと言われています。
加圧式オイルランタンはマントルの大きさや形状によって明るさが異なりますが、200W以上の明るさの物が多いので、キャンプのメインランタンとして最適です。
筒状の形をしたマントルは球状のものの2倍以上の明るさになり、マントルが2つあるツーマントルランタンは190W相当の明るさですが、表示ワット数以上に明るく感じるのも魅力です。
※マントルとは、発光体となるもので、ライトでいうと電球に当たる部分。

非加圧式オイルランタンの灯りは、芯の幅が広くなることによって吸い上げる燃料の量も多くなるので、芯の幅の広さが広くなるほど明るくなります。
芯の幅は2分芯(6mm)から7分芯(21mm)まであり、2分芯は4Wの豆電球相当、7分芯は15Wの読書灯ほどの明るさになります
芯の幅に比例してオイルランタンのサイズも大きくなるので、使う場面に合った明るさとサイズのランタンを選んで下さい。

燃焼時間で選ぶ

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オイルランタンはタンクの容量が大きいほど、燃焼時間も長くなります。
具体的な燃焼時間を見てみると、加圧式オイルランタンはタンクの容量が1,000mlで約6~8時間、380mlだと約4時間です。
一方、非加圧式では、340mlで約20時間、500mlで約24時間、930mlで約25時間となっているので、2、3泊のキャンプでも大丈夫ですね。
加圧式はポンピングによって灯油などをガス化して燃焼させるので、余分に燃料を消費するので、非加圧式オイルランタンの方が燃焼時間においては長くなります

芯の形状や幅で選ぶ

平芯|初めてオイルランタンを使用する方にもおすすめ

平芯は、リボン状の平べったい形状が特徴の芯です。
オイルランタンの芯の中ではスタンダードなタイプで、幅は6mm程度のものから33mmほどのものまで幅広く販売されています。
7分芯と呼ばれる21mmほどの平芯は、アウトドアショップなどで販売されていることが多く、初心者の方でも使いやすいタイプです。

棒芯|手元を照らす場合などにおすすめ

棒芯は、組紐状の断面が丸く、中身が詰まっているのが特徴の芯です。
平芯よりも明るさでは劣るため、手元だけを照らしたい場合や、暗めの炎で雰囲気を演出したい場合におすすめです。

巻き芯|暗めの炎が灯りやすい

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巻き芯は、中央が空洞になった筒状の形状が特徴の芯です。
幅の広い平芯を半分に折りたたんで縫いあわせたような形をしており、他の芯に比べて厚みがあります。
巻き芯は平芯に比べると燃焼しにくいという特徴があり、やや暗めの炎が灯ります。

替芯を交換しやすいかどうか

替芯の交換がしやすいかどうかもオイルランタンを選ぶ際の重要なポイントです。
芯は燃やすたびになくなっていく消耗品なので、こまめに取り替える必要があるため、できるだけ取り替えやすいものを選ぶほうが手間が減るためおすすめです。

火力調整機能付きかどうか

オイルランタンを選ぶ際には火力調節機能についてもチェックしておいてください。
オイルランタンは、火力を調節することで光量を調節したり、燃焼速度をゆるめたりできるのが特徴で、商品によって火力調節の方法が異るため、できる限りハンドルやダイヤルで火力を細かく調節できるものを選ぶようにしましょう。

オイルランタンのおすすめ7選

加圧式ランタン

Petromax [ ペトロマックス ] HK500 圧力式 灯油ランタン

世界で最も有名な加圧式オイルランタン

「HK500」は高さ40cm、200以上もの細かなパーツから構成される本格派ランタン
その美しく完成された姿は、世界中のランタン愛好家たちから長い間支持され続けているモデルです。
200以上のパーツで構成されており、そのひとつひとつがドイツ工場で丁寧に作られているのが特徴です。
また、400W相当の明るさがあり、軍隊でも採用されるなど、キャンプのメインランタンとして十分過ぎるほど。

灯油ランタンは燃料が安価で入手もしやすく、タンク容量が1Lで燃焼時間は約8時間とメインランタンとしては長時間使用できます。
加圧式なので点火前の予熱やパーツのメンテナンスが必要ですが、それも醍醐味の一つ!

別売りの「ペトロマックス ラジエーター」と「プロテクションプレート」を用意すれば、暖房器具として使用できるのも魅力
ほかにも、調理ができる「クッキングトップ」など、別売りの製品と合わせて使えるのがメリットです。
灯油ランタンならではの優しく柔らかな灯りを眺めながら、素敵な時間を過ごしてください。

Lynx Cabin 石油ランタン

長時間連続して楽しめる本格的なランタン

コンパクトな、クロムメッキを使って作られた石油ランタンで、本格的な圧力式ランタンの購入を検討している方におすすめです。
本製品は、持ち手が長いのが魅力。吊り下げたり片手で持ち歩いたりと、さまざまなスタイルで使用できます。

連続点灯時間は約12時間。重量は約1.6kgと、ずっしりしているのがポイントです。
約150CPの優しい明るさで、テーブルランタンにおすすめです。
ゆったりとした時間を楽しめます。真鍮にクロムメッキを施したレトロなデザインで、インテリアのアクセントにも活用できます。

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非加圧式ランタン

デイツ社(DIETZ) ハリケーンランタン-デイツ78


ほのかな灯りが長く持続するハリケーンランタン

1840年にニューヨークで創業したR.E.DIETZ(デイツ)社製の「ハリケーンランタン」は、既に紹介したフュアーハンドと似た形状とスペックを持つオイルランタンです。
周囲一体を明るく照らすメインランタンではありませんが、4分芯のやさしい明りで、長時間ほのかな灯りでゆったりしたリラックスタイムを味わえるためテーブルランタンにおすすめです。

コンパクトなサイズ感ながらも灯油またはリキッドキャンドルを燃料に、たっぷりとしたタンクで、約20時間の燃焼が可能です。
本体はスズメッキの上から塗装を施し、ハンドルやバーナーは亜鉛メッキで仕上げてあるため、サビに強く、きれいな状態で長く使えます。

FEUERHAND(フュアーハンド)  276 ジンク 

横風に強く悪天候でも安定して使える

亜鉛メッキ処理で仕上げた、雨に濡れてもサビにくい非加圧式のオイルランタンです。
横風に強く、荒天の中でも、安定して使用できるのが特徴です。
明るさは5Wで、アウトドアシーンでゆっくりした時間を過ごすのにぴったり。
タンク容量は340mlで、灯油使用時では燃焼時間は20時間以上燃焼できます。シンプルな構造で扱いやすく、実用性の高いランタンです。パランフィンオイルを使えば、お手入れの手間が省けて長持ちさせられます。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オイルランタンUK-507

室内のインテリアにもおすすめの美しいデザイン

手頃な価格とアンティークなデザインが人気を博し、市場の定番品となっているキャプテンスタッグの灯油とパラフィンオイルで使えるオイルランタン
キャンプでの使用はもちろん、室内のインテリア用としてもおすすめ

本体には銅メッキを施した鉄を、ホヤには耐熱ガラスを用いており、サイズは約幅170×奥行140×高さ305mmで、容量は約300mlで、20時間程度燃焼でき、重量は約0.49kgと軽量なので、持ち運ぶのが負担になりにくいです。

また、リングをひねるだけで火力を調節できる芯に着火するだけで点火できる手軽さは、防災グッズとしても役立ちます。
軽量で吊り下げる場所を選ばず使い勝手がいいサイズ感です。

カメヤマキャンドルハウス オイルランタン

持ち運びに便利な小型タイプ

ハンドル付きで持ち運びやすい小型のカメヤマキャンドルのオイルランタン
重量が340gと比較的軽量で、幅15cmほどしかないのでアウトドア用のバッグの中にも収まりやすいので、持ち運びに便利です。
オイルはパラフィンオイルや白灯油が使用可能で、テントの中などでススやにおいを発生させずにランタンを使いたいという方にもおすすめです

イスイ(YISHUI) ランタン タッグ 中 (レッド)

インテリアのアクセントにもおすすめのブリキ製

レトロなデザインの、ブリキ製のイスイの非加圧式オイルランタン
本体、ホヤともに耐久性が高く、キャンプなどのアウトドアシーンでも安心して使用できます。
吊り下げて使用でき、室内のインテリアのアクセントにもおすすめです。

パラフィンオイルおすすめ3選

STAR(スター) アウトドア キャンプ ランタン用オイル スターパラフィンオイル 虫よけハーブ 1L

虫除けタイプで快適なアウトドアを

天然ハーブ配合で煩わしい虫を寄せ付けないため、虫の多い季節におすすめ
これなら快適にアウトドアを楽しめますよ。

カメヤマ シトロネラパラフィンオイル

アロマタイプで虫除けだけじゃなく香りも楽しむ

虫が嫌うレモンユーカリのハーブオイルが配合されていて虫除けにもなり、シトロネラの香り付ききで香りまで楽しめます

ムラエ 天然 ハーブ アロマ 防虫オイル1L

柑橘系の香りでリフレッシュ効果

防虫効果のあるユーカリやミントなどの天然ハーブが配合されています。

オイルランタンの使い方

1.燃料をいれる

満タンに入れると持ち運ぶ際にこぼれるので8分目くらいまでにしておきましょう。初めて使用するときや芯を交換した時は燃料が染み込むまでに時間がかかるので10分くらい置いてから火をつけます。

【加圧式の事前準備】
加圧式の場合はここで点火する前に準備が必要です。

  1. ポンピングして圧力をかける
  2. マントルの空焚き

2.火を付ける

ガラス部分(ホヤ)を持ち上げて芯にライターやマッチなどで火をつけます。

3.火を消す

オイルランタンの消し方は簡単です。火力は芯の長さで調節可能なので長くすると強くなり、短くすると弱くなります。短くしているとやがて消火します。短くしすぎると芯がタンク内に落ちてしまうので気をつけましょう。

非加圧式オイルランタンの使い方 参考動画

非加圧式オイルランタンの使い方として、youtubeのGOLD7さんの動画がわかりやすいので、参考にしてみてください。

加圧式オイルランタン使い方 参考動画

加圧式オイルランタンの使い方として、youtubeのスポーツオーソリティさんの動画がわかりやすいので、参考にしてみてください。

オイルランタンのメンテナンス方法

  • タンクの中に残ったオイル
    →ランタンを傾けた時に漏れ出してしまう可能性があるため、スポイトですべて吸い取っておく

  • →うまく火が燃えなくなってきたら新しいものに交換する
  • オイルランタンの内部
    →毎回使用後にローブを取り外し、濡れ布巾などで汚れを拭き取る

オイルランタンの使用上の注意点

  • 使える燃料を取扱説明書で確認する
    オイルランタンはそれぞれ燃料が指定されています。別の燃料を使うと事故につながり危険です。使用可能な燃料かどうか取扱説明書をよく確認しましょう。
  • テント内で使用しない
    オイルランタンに火をつけると一酸化炭素が発生します。雨風を防ぐ気密性の高いテント内で使用すると、一酸化炭素中毒になる可能性があり危険。また、燃料がこぼれるなどして引火する可能性もあります。
  • 傾斜のある場所では使用しない
    傾斜のある場所で使用すると倒れて燃料が漏れ、引火する可能性があります。平らなところで使用しましょう。
  • やけどに注意しよう
    オイルランタンの使用中は本体上部が熱せられてきわめて高温になるため、使用する際には誤って触れてやけどをしないよう十分に注意しましょう。
    とくに、小さなお子さんがいる家庭ではお子さんが絶対に触れられないような位置に置くなどの対策をしておくことを推奨します。
  • 決められた燃料を使用しよう
    オイルランタンに使用できる燃料は原則、灯油またはパラフィンオイルのみ。誤ってホワイトガソリンなどを使用すると、やけどや火事を引き起こす可能性があるため、決められた燃料のみを使用しましょう。
  • 室内で使用する場合は換気をしよう
    屋内で使用する機会がある場合は必ず換気を行いましょう。換気をしないで使い続けると、一酸化炭素中毒に陥る危険性があります。
  • 残った灯油はきちんと処理しよう
    使いきれずに残った灯油は、燃料タンクから取り出して処理しましょう。
    余った灯油を放置すると紫外線による劣化や酸化などにより変質し、正常に燃焼しなくなるため、残った燃料は新聞紙などに染み込ませてしっかりと取り除きましょう。

 

 

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