徒歩・ソロキャンプならテントの軽量化は必須ですよね。
今回はそんな徒歩・ソロキャンパーさんにおすすめな軽量・コンパクトで持ち運びがしやすいテントをご紹介します。
設営のしやすいものもご紹介しているので、初心者の方にもおすすめです。
軽量・小型テントを選ぶときのポイント
人数や目的から決めよう│ソロ・ツーリング・登山
軽量・小型テントを選ぶときにまずチェックしたいのは、使用人数と目的。
中に荷物を置くスペースを確保したい場合は、実際の使用人数プラス1人以上の定員数で選ぶとテントの中でも窮屈に感じずに快適に過ごせますよ。
また、主にキャンプで使うのか登山に使うのかなど、目的についてもしっかり決めておくとより失敗なく買うことができますよ。
移動手段から重さ・収納サイズを決めよう
次に、重さやサイズを決めましょう。
徒歩でバックパックなのか、バイクツーリングなのか、車なのかなど、移動手段に応じて重さや収納サイズを決めるようにしてください。
重さだけ見てしまう方が多いですが、移動手段や他の荷物との兼ね合いを考えて収納時のサイズもしっかりチェックしてください。
構造をチェックしよう│シングル・ダブルウォール
テントの壁の構造は、大きく分けて2つのタイプ。「シングルウォール」と「ダブルウォール」の違いについてもチェックしておきましょう。
その名のとおり壁1枚で構成されているタイプのテントです。
軽量かつコンパクトで、設営も簡単なアイテムが多く、生地が1枚のため、外部からの水分は通さず内部の湿度は外へ逃す透湿防水性のある生地が使われているのが特徴です。
ただ、外気との間に空気の層を作れないため、結露しやすいというデメリットもあります。
ダブルウォールテントは、通気性のあるインナーテントと防水性のあるフライシートの2枚壁構造のテントです。
シングルウォールと違い、2枚の壁の間に空気の層ができるため、結露しにくい特徴があります。
ただし、シングルウォールに比べると壁が1枚多いためどうしても重く、収納サイズも大きいというデメリットがあります。
しかし、フライとインナーの間に前室があるタイプが多いなど居住性もシングルウォールよりも高く、ビギナーの方にはこちらがおすすめです。
設営方式で選ぼう│自立・非自立式
設営方式も大きく分けると2つのタイプが。「自立式」と「非自立式」の違いについてもチェックしておきましょう。
自立式テントは、ポールのテンションだけで設営できて、ペグダウンしてない状態でも自立するテントです。
設営がより簡単なので、ビギナーにはこちらがおすすめです。
非自立式はトレッキングポールやペグダウンによって設営していくテントです。
自立式に比べて設営に手間がかかったりコツが必要なタイプが多いですが、その分軽量でコンパクトなアイテムや耐久性の高いアイテムが多いのがメリットです。
徒歩・ソロキャンパーにおすすめな軽量・コンパクトなテント7選
FIELDOOR フィールドキャンプドーム100ライト フライシート付
1人でゆったりと使えるドーム型テント
FIELDOORの製品で、1人でゆったりと使える200×100cmの寝室スペースを設けたドーム型テント。
2.2kgと軽量でありながら、耐水圧2000mm以上で雨天時でも安心して使えます。
ポールは軽量で強度の高い超々ジュラルミン(A7075)生地には20Dポリエステル生地を採用しています。
吊り下げタイプのインナーテントで、スムーズに設営できるのも魅力です。
別売りのポールで前面を跳ね上げてキャノピーとしても使え、収納サイズもコンパクトになります。
ゆったりめのテントをお探しの初心者の方におすすめです。
重量 | 2.2㎏ |
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本体サイズ | 210cm×105cm×110cm |
収納サイズ | φ16cm×32cm |
BUNDOK(バンドック) ソロ ドーム 1 BDK-08
高い耐水圧、通気性抜群の高性能ソロドーム
バンドックの軽量ソロ用ドームテント。
重量も2㎏以下と軽量ですが、3,000mmの高い耐水圧に加え、ポールには柔軟で強度の高い7001アルミ合金を採用しています。
インナーテントは通気性抜群のオールメッシュを採用しており、収納時はコンパクトでラクに持ち運びもできます。
室内にはランタン用フックや、小物が収納できるポケットなどの便利な機能も搭載しています。全4色のカラーバリエーションも魅力です。
重量・機能性・コスパのどれもオールラウンドに兼ね備えたテントをお探しの方におすすめです。
重量 | 1.88kg |
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本体サイズ | 150 x 200 x 110 cm |
収納サイズ | W38xD15xH15cm |
BUNDOK(バンドック) ソロ ティピー 1 BDK-75
設営簡単なワンポールテント
こちらもBUNDOK(バンドック)のソロティピー1は2.2kgで設営が簡単な軽量ワンポールテントです。
インナーテントの床サイズは220×100cmとソロサイズですが、前室も同じサイズなので荷物をたっぷり置くことができます。
フライシートは生地が裂けにくいリップストップを採用し、耐水圧はなんと3000mm。
ジュラルミン製のポール1本で自立するワンポールテントで、10分もあれば設営できるので、入門用には最適です。
機能性が充実していて、まだテント設営に自信がない方におすすめです。
重量 | 2.2kg |
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本体サイズ | 240 x 240 x 150 cm |
収納サイズ | W42xD19xH19cm |
NEMO (ニーモ) ホーネット ストーム1P
居住性が高い快適な超軽量テント
快適性・居住性を確保しつつ、760gという驚異の軽さを実現したテント。
ドアが二重構造になっており、メッシュだけにしておけるので、換気もしやすく、テント内の空気を快適に保ちます。
インナーテントには、風や冷気の侵入を防ぐブリーザブルナイロンを採用。
驚異的な軽さで、機能性も充実していますが、その分お値段が少し高めなのが難点です。
軽さ・機能性どちらも兼ね備えたテントをお探しの方におすすめです。
重量 | 760 g |
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使用サイズ | 79~108cm✕221cm✕98cm |
収納サイズ | 12×42cm |
ZEROGRAM(ゼログラム) Thru Hiker 1p
設営&撤収が簡単なシート一体型テント
ダブルウォールテントながら、1kg未満という超軽量テント。
さらに、フライ・インナー・フットプリントを連結し、3分程度で設営が済むので、設営&撤収も簡単。流線形デザインもポイントです。
低重心で流線形シルエットに設計されているので、耐風性の高く、風が吹いても倒れにくく堅牢です。
こちらもNEMO(ニーモ)と同様に機能性が充実しすぎている分、少しお高めです。
超軽量で、設営がしやすいテントをお探しの方におすすめです。
重量 | 947g |
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使用サイズ | 幅90×奥行き210×高さ93cm |
収納サイズ | 15×40cm |
コールマン(Coleman) テント クイックアップドーム
圧倒的に設営が簡単なポップアップ式
1人用テントのなかではやや重めの3.5kgですが、圧倒的に設営が簡単なポップアップ式テント。
サッと開くだけで立ち上がり、あっという間に設営が完了するのでテント設営に時間を取られることなく、火おこしや料理を存分に楽しめます。
また、日光を90%カットするダークルームテクノロジーで暑い季節も快適に過ごせますよ。
とにかくテント設営を素早く終えたい方におすすめです。
重量 | 約3.5kg |
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本体サイズ | 約210×120×100(h)cm |
収納サイズ | 約φ60×6cm |
Big Agnes Fly Creek HV カーボンバックパッキングテント
最新素材を使った超軽量テント
最新素材を使った超軽量テント「ビッグアグネス フライクリークHVカーボン」。
非常に軽量なテントを作ることで有名なビッグアグネスですが、このテントにはまずテントのポールとしては最軽量の素材であるカーボンポールを採用し、生地にはダイニーマという軽量かつ薄く強い最新素材が採用されているため、ドームテントでは圧倒的軽さの595gという重量を実現。
少々値は張りますが、圧倒的軽量なテントをお探しの方にはおすすめです。
軽量・コンパクトなテントでより自由で快適な身軽キャンプを!
シングルウォールにダブルウォール、自立式に非自立式、はたまた前室が広いタイプにシェルタータイプなどなど、軽量・コンパクトなテントとひとえにいっても、その種類は実にさまざまありましたね。
本記事では、一部のみをご紹介しましたが、ご自身にあった軽量・コンパクトテントがきっと見つかるはずです!
ソロ・バックパック・ツーリングなど、自分のキャンプスタイルに合った軽量・小型テントを手に入れて、より自由で身軽なキャンプを楽しんでくださいね!