軽くて頑丈、サビにくいチタンペグのメリット・デメリットとおすすめ5選

最近は注目されている「チタンペグ」をご存じですか？
「名前は聞いたことあるけど知らない」「ペグは鍛造ペグ一択でしょ」という方も多いのではないでしょうか？

この記事ではそんな方たちのために、チタンペグのメリット・デメリットとおすすめのチタンペグをご紹介していきます。

そのほかのペグの特徴については下の記事からご覧ください。

チタンペグとは

チタンペグは最近注目されているペグの一種です。
チタンは、航空機や船舶に使われるほどの強度を持ちながら、重さが鉄の3/5、銅の1/2程度で、金属の中でも特に軽い素材です。
さらに、船舶にも使われているということは当然サビにも強いということです。
つまり、チタンは「軽い・硬い・錆びにくい」素材ということです。

このチタンを使った「チタンペグ」は強度を保ちつつ軽量化もできて、しかも長く使えるという「いいとこどりのアイテム」なんです。
単に軽いものであれば、アルミペグでも良いのですが、地面が固かったり、力加減を間違えるとすぐに曲がってしまったりと、強度に難があります。
鉄製鍛造ペグは強度はありますが、どうしてもかさばる上に、重いのが難点。
チタンペグは、「アルミペグ」の軽さと「鍛造ペグ」の強度を両立兼ね備えた万能ペグなんです。

チタンペグのメリット・デメリット

先述しましたが、より詳しくメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット①とにかく軽くて、頑丈

硬い地面に大活躍してくれる鍛造ペグは、頑丈な分、重いというデメリットがあり、持ち運ぶのが大変。
その点、チタンペグの重さは鍛造ペグの約3分の1ほど。
この軽さはだけでも魅力的なのですが、チタンペグは強度においても鉄製ペグの約2倍、アルミ製ペグの約3倍もあると言われています。

メリット②メンテナンスが簡単

キャンプから帰った後の道具のメンテナンスはどうにか手間を減らしたいですよね。
チタンは耐食性が高く、鉄やアルミに比べるととても錆びにくい素材です。
一般的な鍛造ペグは手入れをしないで使用しているとすぐに錆びてしまいますよね。
また、錆びにくいステンレス製のペグも、泥汚れや水分が付いたまま放っておくと、土の中にある塩分や酸で徐々に錆びてきてしまいます。
それに比べてチタンは、酸や塩分に強い性質があり、さびにくいので布でさっと拭くだけでOK。最悪泥が付いたまま放っておいてもなかなか錆びることはありません。
メンテナンスフリーで使えるのは大きなメリットです。

メリット③アレルギー性がない

チタンは体にやさしい素材でできており、金属アレルギーを起こしにくいのが特長。
そのため、チタンは医療の現場で体内に埋め込む機器などにも使用されています。
なので、チタンペグは金属アレルギーの方でも安心して使うことができます。

デメリット①高価

これだけ高品質なチタンは素材自体がもともと高く、加工にも高い技術がいるため、どうしても他のペグより値段が高くなってしまいます。

デメリット②抜けやすい

もう一つのデメリットはチタンペグの形状にあります。
それは、チタンペグが真円で細い形状の製品が多いので、楕円で太い鍛造ペグに比べると、地面への食いつきが弱く、抜けやすくいです。

そのため、少々雑に打ち込んでも地面に食いついてくれる鍛造ペグに比べると、チタンペグはきちんとペグを打ち込まないと強風が吹いたとき、抜けてしまうことがあります。

チタンペグおすすめ5選

Soomloom ペグ チタン製

64Ti BigHead ペグ チタン合金製 30㎝ 8本

Eono(イオーノ)テント  64チタン合金製 25㎝8本入り

zyvoyage チタンペグ 30cm 6本

TiTo V型チタン合金テントペグ14×160mm8本