ファミリーキャンプのタープの種類と選び方のポイント【家族キャンプの教科書】

おすすめアイテム

ファミリーキャンプで大活躍するキャンプ道具といえば、タープです。

タープは、大自然と1つになれるアウトドアの中で、日差しや雨を気にすることなくくつろげる、リビングのような空間を演出してくれます。

でも、タープはデザインや形がさまざまで、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

家族キャンプ用のタープの選び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてください!

そもそもタープってなに?家族キャンプで必要?

タープとは

まず「タープ」とは、「太陽の日差しや雨を防ぐための大きな布」です。

タープはキャンプにおける屋根です。
太陽の光や突然の雨を防いでくれたり、「タープで屋根を作ることによって、守られている感覚が出るため心が落ち着くリビング空間が作り出せます。
特に強い日差しが照りつける夏のキャンプでは、熱中症対策や日焼け対策としてタープは大活躍してくれます。

イスに座ってくつろいだり、キッチンスペースを作ってみんなで飯を食べたりなど、自然の中でくつろぐ居住空間を作るのに便利なアイテムのひとつです。

家族キャンプにタープは必要?

結論からいうと、タープがあるだけで家族キャンプでは必須です。
タープの張り方を工夫すれば、周囲からの目隠しになり、プライバシーを守りながら着替えなど家族だけの空間を作りやすくなります。
さらに、家族で行くキャンプで一番気をつけたいのが、子どもへの直射日光や熱中症対策です。
炎天下の中で、走り回る子どもの休憩所としてタープが作り出してくれる影は必須です。

また、周囲との距離が比較的近いキャンプ場での大声の会話は、マナー違反になりますが、子どもを静かにさせるのは一苦労ですよね。
そんな時は、サイドに幕があるタープなら、声を遮ることが可能です。
それに、タープがあるとテーブルや椅子を朝の結露からも保護することができるのでおすすめです。

初心者でもタープは使える?

タープ=設営が難しいというイメージを持っている方も多いと思います。
子ども達から目が離せない状況で、親が2人がかりで設営するのは至難の業ですよね。
そういった場合でも最近では1人でも設営できるタープが販売されているので安心してください。

また、ほとんどのタープには組み立て説明書が同封されていますし、たとえ説明書がなくてもタープの種類さえ分かれば、ネットですぐに調べられます
それでも分からない時は、近くのキャンパーさんに相談しましょう。親切に教えてくれるはずですよ。

タープの種類と特徴(メリット・デメリット)

レクタタープ(長方形)│おすすめ度★★

出典:Amazon

2本のメインポールと4本のサブポールで設営する非自立式のタープです。
レクタタープの呼び名の他に「スクエアタープ(正方形・長方形)」とも呼ばれています。
屋根が高く、居住面積が最も広いので、圧迫感がなく大人数での使用におすすめです。

また、屋根がカバーする面積も広くなるため、雨でも安心ですし、並べて設営することもできます。

スペースが広い
開放感がある
アレンジ性が高い
設営に手間がかかる
収納性が低い

ヘキサタープ(六角形)│おすすめ度★★★

出典:Amazon

六角形(ヘキサゴン)の中心を山型に折り、2本のポールとロープで張る非自立式のタープです。
6角形の生地を2本のメインポールで立てるヘキサタープは、比較的立てやすく、人気のあるタイプです。慣れれば1人でも立てることができます。
コンパクトに収納でき、軽量で、ロープの張り方を変えることで、日陰箇所を増やしたりできるアレンジ性の高さが特徴です。
さらに、張った時の美しい見た目に惹かれるのもヘキサタイプならでは。

設営が簡単
開放感がある
収納性が高い
アレンジ性が高い
見た目が美しい
面積が狭い

ウィングタープ(ひし形)│おすすめ度★

出典:Amazon

仕様はヘキサタープ(六角形)と同じですが、形がひし形なのが特徴。
設営すると鳥が羽を広げたような形になるウイングタープは、ヘキサタープやレクタタープに比べると日陰になる面積は少ないので、ツーリングやシングルキャンパーに人気のタープです。
さらに、軽量で持ち運びがし易いく、設営も短時間ででき、ポールとロープを使って自在にフォルムを変えられます。
家族キャンプには少し日陰面積が小さすぎるため、あまりおすすめはしません。

設営が簡単
防風、防雨性が高い
コンパクトで収納性が高い
アレンジ性が高い
面積が狭い

スクリーンタープ│おすすめ度★★

出典:Amazon

上3つのタープとは少し毛色の違う、テントのイメージに近い「タープ」です。
タープとテントが一体になったような居住性が人気で、ネットで四方が覆われているため、プライベート性は抜群で、風や雨にも強く、虫が入ってこないというのが最大の利点です。
ただ四方が覆われている分、解放感がなく、気温が高い時には蒸し暑く感じるのが難点。
天気が良ければ、シートをひいて、テントとしても利用できるので、大家族のキャンプにはおすすめですが、値段が高く、設営が大変なため初心者にはあまりおすすめはできません

居住性、防虫性はピカイチ
風や寒さを防げる

開放感は物足りない
値段が高い
収納性に欠ける
設営が大変

自立式・ワンタッチタープ│おすすめ度★★

自立式・ワンタッチタープは、他の種類に比べて簡単に設置できるのが最大の特徴。
4本の脚で独立して立つのでロープを張る必要がないので、組立ても広げるだけで、女性でも簡単に扱えます
ただ、作りはしっかりしていますが、風に弱く、重いのが難点
風に弱いので泊まりでのキャンプでは突風で飛ばされる危険性が高いので、おすすめしません。
値段が安いものも多くあるので、デイキャンプやアウトドアレジャーやイベントには大活躍するタープです。

設営が簡単
値段が安い

 強風に弱い
重い
泊りでのキャンプでは使いづらい

タープの選び方

人数で選ぶ

小さいタープの方が扱いやすそうですが、大きめのタープを選んでも設営の手間やは変わらないので使用人数に応じて十分なサイズの物を選びましょう。
販売されているタープに記載されている推奨人数はあくまで「限界人数」であり、「適正人数」ではないことに注意しましょう
推奨人数から1~2人少ない人数での使用を考えるぐらいがベストです。
なので、推奨人数が4人の場合は2~3人で使うのにちょうどいい大きさということを覚えておきましょう。
他にも、ギアの配置や量にも大きな影響を受けるので、ギアの配置・量、有効面積を考えてから購入を決めましょう。

生地で選ぶ

タープの種類は主に3種類です。それぞれの生地のメリット・デメリットまとめました。

タープの生地の特徴

  • ポリエステル
    メリット:雨に強い&軽い
    デメリット:火の粉に弱い
  • ポリコットン(TCとも呼ばれる)
    メリット:やや雨に強い&コットンよりは軽い
    デメリット:火の粉に強い
  • コットン
    メリット:火の粉に強い&日差しに強い
    デメリット:雨に弱い&重い

遮光性で選ぶ

太陽の下では高原でも日差しの強さや紫外線に注意が必要です。特にお子さまを連れていく家族キャンプでは遮光性の高いものを選ぶようにしましょう。
遮光性の高いものを選ぶためのチェックポイントは、生地の厚さと色
です。

しっかりと日光を遮るには適度な厚みが必要ですので、生地の厚みにも注目しておきましょう。
生地の厚みを示すのはデニール(D)という単位で、数値が大きくなればなるほど分厚くなり、重量も重たくなります。
オールシーズン使うのであれば中間の75D、真夏はさらに上の200Dなどを選ぶといいでしょう。
また、生地の色が濃いものほど日光を吸収してくれるので、夏場の使用には茶色や黒などがおすすめです
さらにこれと併せて、遮光コーティングやUVカット加工が施されているものも夏にはぴったりです。

耐水圧で選ぶ

テントやタープの生地が、どれだけの水圧に耐えられるかを示す「耐水圧」です。
一般的な雨傘の耐水圧は450mm程度で、化繊タープの耐水圧は1,000~3,000mmのものが一般的で、おすすめは耐水圧が1500mm以上を目安に使う季節に合わせることが大切です。
ただ、耐水圧があまりに高すぎるものだと生地の目が細かく、風通しも悪くなり、夏場は蒸し暑くなってしまいます。さらに、耐水圧が高くなるほどタープ自体も重たくなり、タープの価格も高くなります。
また、生地の縫い目からの水漏れを防げるようにシームテープ加工や撥水加工がされているものなら、より防水効果が高くなります。

タープの設営で使える便利アイテム&コツ

タープポール

タープポールの種類は大きく分けて2つあり、まずはタープを主に支える支柱「メインポール」と、メインポールに足して使うのが開放感が欲しいときや雨を効率的に流すため傾斜させたりなどアレンジする「サブポール」があります
それぞれ役割が違うため、使い方に応じて太さや長さ・素材などを選ぶ必要があります。

ペグ

「ペグ」とはテントやタープを設営する時に、ロープを地面に固定するために使用する、釘や杭の事です。
ロープなどを張るために地面に打ち込むだけのシンプルな道具ですが、テントもタープもペグがなければ設営できません
タープには最初からペグが付属していることが多いですが、そういったものはあくまで、おまけとして考えていた方が良いです。

ペグハンマー

「ペグ」を地面に打ちつけたり、地面から引き抜いたりする時に使うハンマーが「ペグハンマー」です。
ペグハンマー次第で設営時間が左右されるぐらい、重要なアイテムです。
重さ、持ち手の材質やフィット感の好みは人それぞれ。自分に合ったペグハンマーを見つけてみてください。

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