タープポールの「メインポール」に続いて今回は、「サブポール」の選び方のポイントをご紹介します!
「サブポール」は、傾斜させたりなどアレンジして張り方に幅を持たせたり、急な雨の対策として傾斜を調整するなど、持っておいて損はないものです。
この記事を読んでいただければ、サブポールを選ぶ際のポイントがわかるので、この機会にサブポールの購入を検討してみてください!
「タープポール」とは
タープポールの種類は大きく分けて2つあり、まずはタープを主に支える支柱「メインポール」。
そして、メインポールに足して使うのが「サブポール」。
開放感が欲しいときや雨を効率的に流すため傾斜させたりなどアレンジでき、張り方に幅を持たせることができます。
それぞれ役割が違うため、使い方に応じて太さや長さ・素材などを選ぶ必要があります。
「サブポール」をどのようなポイントから選ぶべきか、チェックしましょう。
サブポールの選び方
タイプで選ぶ
タープポールには色々なタイプがあるのでご紹介します!
手軽さ、軽さ、収納力、組み立て方法など違いがあるので、自分に合ったタープポールを使ってください。
スライド式
スライド式のタープポールは、設営後でも長さ(高さ)調節が細かく行えるので急な雨や、風にも対応できるのが特徴です。
ポールをまわすだけで高さを調整できるので簡単で便利ですが、他のタープポールに比べて長いので収納力が劣り、強風時に大型タープのメインポールとして使用するには強度にも不安があります。
サブポールとして使用するのがおすすめです。
ジョイント式
ジョイント式はバラバラのパーツを繋げるだけでポールになるので、素早く組み立てられ、シンプルな構造で強度に優れているのが特徴です。
長さ(高さ)の調節はできませんが、キャンプ場についてすぐにタープを張りたいという方におすすめです。
ジョイント式の中には、「ショックコード内蔵ジョイント式」というポールの中にショックコードが通っているためバラバラにならずに組み立てやすく、紛失も防げるものもあります。
ただ、長さ調節しにくいため、使用する長さが決まっている場合におすすめです。
プッシュボタン式
ジョイント式の一種で組み立てや分解が手軽にでき、長さ調節を行えるのも特徴です。
タープに付属しているポールの多くがこのタイプで、ポール同士をプッシュボタンでロックするタイプです。
ポールの連結本数によって長さが変えられるのでキャンプ初心者の方でも簡単に調節でき、収納するときはコンパクトに収納出来るので持ち運びにも便利です。
また、連結最上部にプッシュボタンのはめ込み穴が複数開いているタイプは、長さ(高さ)を調節できるので、迷ったらとりあえずプッシュボタン式の伸縮タイプを買っておくのがおすすめです。
長さで選ぶ
サブのタープポールの長さは出入り口の高さやどのようなレイアウトにするかで決めます。
出入り口が高ければ出入りしやすいですが、雨がたまりやすく、逆に低ければ雨はたまりにくいですが、出入りしがくくなるので、一般的に180~200cm程度の長さだと出入りがしやすく過ごしやすいです。
サブポールを選ぶ際は、伸縮可能なタイプがおすすめです。
長さがある程度調整が効くものであれば、タープ設営後に長さを変えて傾斜を調整するなど、日差しや急な天候の変化にも対応できます。
伸縮可能なポールは、3~4段階など、ボタンの数だけ段階的に長さを変えることができる「プッシュボタン式の伸縮タイプ」、ポールをまわすだけで高さを調整できる「スライド式」の2種類です。
急な雨などに対応するには「プッシュボタン式の伸縮タイプ」で十分ですが、傾斜などレイアウトにこだわるなら、微調整できる「スライド式」が良いですよ。
素材で選ぶ
強度と連動するのが素材です。タープポールの主な素材は「スチール」「アルミニウム」「木製」の3種類です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
スチール
スチール製は安価で、強度や耐久性に優れていますが、サビやすく重いというデメリットがあります。
安くて強度のあるポールを探している方に向いている素材です。
サビに弱いため雨の日の使用後はしっかりと乾かして収納するように注意してください。
アルミ
アルミポールは軽量でサビに強いですが、強度や耐久性がスチールポールに比べて劣ります。
荷物をできるだけ軽くしたい方や雨の日もキャンプに行きたい方におすすめです。
ただ、中型以上もしくは重いタープを使う場合は耐久力がないので、ポールの太さが25mm以上あるものを選ぶようにしてください。
細めのアルミポールはサブポールとしての使用なら問題ないです。
軽くて耐久性に優れたポールをお探しの方は、アルミに他の金属を混ぜたアルミ合金製のものがおすすめです。
アルミ合金製はアルミに他の金属を混ぜることによって、アルミよりも強度があがり、スチールよりも軽量にななので、強度と軽量のバランスが取れた素材です。
木製
木製のタープポールは、自然に溶け込むナチュラルな風合いで、キャンプの雰囲気をより一層おしゃれに演出してくれますが、スチールと同様に重く、カビが発生しやすいのがデメリット。
また、木製はポールとポールの接続部分の強度が弱くなるため、どのように連結しているかも確認が必要です。
太さ
タープ自体はメインポールで支えているため、テントの跳ね上げやタープで補助的に使う場合は軽くて取り外しやすいものを選ぶのがおすすめです。
ただ、細すぎると強風に負けてしまうこともあるので、15mm〜20mmを目安として選ぶと良いですよ。
サブポールのおすすめは下記の記事でご紹介しています。