【超キャンプ入門⑧】徒歩キャンプの魅力・キャンプ場の選び方・必要な道具

キャンプの基礎知識

徒歩キャンプの魅力│メリット・デメリット

渋滞や事故のリスクが少ない

車だと行き道や帰り道の渋滞を考える必要があります。
ですが、徒歩キャンプの場合は、渋滞や事故のリスクも少なく、キャンプで疲れた後の運転や積荷などのストレスがありません
なので、キャンプ場で存分に楽しい時間が過ごせます。

いつでもお酒が飲める

車で行くキャンプの辛いことが好きな時にお酒が飲めないということです。
自分が運転手じゃない場合でも運転してくれている人に気を遣いながらのお酒ってなんだか飲みにくいですよね。
徒歩キャンプならそんな心配はなく、いつでも好きな時にお酒を飲めます。でも飲みすぎには注意ですよ。

車で行けないキャンプ場に行ける

徒歩キャンプの魅力の1つが、車が入れない山中や、駐車場がない場所でもキャンプが楽しめることです。
ただし、テントの設営や焚き火をしていいかどうかは事前に確認しておいてください。

荷物の量を考える必要がある

車であれば多少荷物が多くなって気にならないですし、無駄なものを持って行っても車に積んでおけますが、徒歩キャンプでは自分が担いでいかないといけないので無駄なものを持っていく余裕はなく、荷物自体も厳選する必要があります

移動範囲が限られる

車なら山奥や遠い場所でも行けますが、徒歩や公共機関を使って山奥や遠くのキャンプ場に行こうと思えば体力も時間も消費します
また、車ほど自由な移動ができないので、ちょっと観光スポットに寄ってから帰るといったことは難しくなります。
ただ、そういったことを除けば徒歩キャンプはおすすめのキャンプスタイルです。

徒歩キャンプでのキャンプ場の選び方

徒歩や公共交通機関で行けるキャンプ場を探している方に向けて、キャンプ場を選ぶポイントをまとめました。
持っていける荷物の量や場所を考慮してキャンプ場を選びましょう。

徒歩や公共交通機関で行けるかどうか

キャンプ場のホームページなどで、公共の交通機関によるアクセスが可能かどうか確認してください。キャンプ場によっては、公共の交通機関で行けなくても、送迎サービスがあるところもあるのでそこも確認してみてください。
生き帰りのことを考えると、最寄駅やバス停からキャンプ場までの距離が、徒歩10分~15分以内、距離は1km以内のキャンプ場を選ぶがおすすめです。

道具をレンタルできるかどうか

徒歩や公共交通機関でキャンプ場にまず考えるのが「荷物をどうするか」。
そこで事前に確認しておきたいのが、キャンプ場でキャンプ用品をレンタルできるかどうか
調理器具に加えて、テントや寝具もレンタルでき、BBQの食材も購入可能なキャンプ場なら、完全に手ぶらでキャンプに行けます
レンタルすれば、重い荷物を運ぶ必要がないので、徒歩や公共交通機関でも難なく行くことができます。また、事前の準備と面倒な後片付けも必要ありません。

周辺にスーパーやコンビニがあるかどうか

徒歩や電車の移動だと食料や飲み物を持って行くのも一苦労。
事前にキャンプ場周辺や駅やバス亭からの行き道にスーパーやコンビニがあるかどうかを確認しておきましょう!
スーパーやコンビニが周辺にない場合は、乗車前に購入しておくか、途中下車して購入できるポイントを確認する必要があります。

お風呂があるかどうか

車でキャンプに行く場合、近くの温泉や銭湯に行くことも多いですが、徒歩や公共交通機関の場合だとどうしても難しい場合が多いです。
特に女性や子どもとキャンプに行く場合は、キャンプ場内にお風呂があるかどうか、あるいは徒歩圏内に温泉施設や銭湯がないかを確認しておきましょう。
また、入浴施設はなくても、シャワーを使えるキャンプ場は意外と多いので、シャワー付きのキャンプ場も候補に入れて探してみましょう
最悪の場合は、ボディシートや水のいらないシャンプーなどを利用するという手もあります。

 

徒歩キャンプに最低限必要な道具

徒歩キャンプに欠かせない道具の紹介と選ぶ際の簡単なポイントをご紹介します。

最低限必要な道具
□バックパック・ザック

□テント
□シュラフ(寝袋)
□マット

□ランタン
□テーブル
□チェア
□焚き火台
□バーナー
□クッカー
□料理器具(ナイフ・まな板・カトラリーなど)

バックパック・ザック

選ぶ際のポイント
● 収納が多いものを選ぶ
● お腹や肩にバンドついているものを選ぶ
● 大きすぎるものは避ける

バックパックは1泊なら40~50Lが目安で、体にフィットする形状のものを選ぶのがおすすめです。腰で支えられる形だと、長時間背負っても負担が軽減できます。

テント

選ぶ際のポイント
● 軽量なものを選ぶ
●設営が簡単なものを選ぶ
● コンパクトなものを選ぶ
● 季節に合わせたものを選ぶ

1人用なら1~2kgの軽量モデルが徒歩キャンプにはおすすめです。
特にポールの少ないワンポールテントやナイロン素材の山岳用テントなどは軽量なのでおすすめです。

シュラフ(寝袋)

選ぶ際のポイント
● 季節に合ったものを選ぶ
● コンパクトものを選ぶ

冬用や3シーズン用など気候に合った保温機能のシュラフを選びましょう。
徒歩キャンプには、コンパクトに収納でき、軽くて暖かいダウンシュラフがおすすめです。

マット

選ぶ・注意ポイント
● 底冷えを抑えれるものを選ぶ
● 寝心地のいいものを選ぶ
● 軽量・コンパクトなものを選ぶ
エアータイプは軽量ですが、寒さに弱いので、ウレタンがおすすめです。
しかし安価なものを選ぶと機能性がいまいちなので注意が必要。

ランタン

選ぶ際のポイント
● できるだけ明るいものを選ぶ
● 長時間点灯できるものを選ぶ

燃料を持参する必要がないので、電池や充電で稼働するLEDランタンがおすすめです。
ただし、キャンプの途中で電池切れにならないよう注意はしてください。予備の電池やランタンがあるといいかもしれません。

テーブル

選ぶ際のポイント
● 大きすぎるものは避ける
● スタイルに合った高さのものを選ぶ
● 軽量・コンパクトなものを選ぶ

組み立て式のローテーブルなら、コンパクトに収納できるので、徒歩キャンプにおすすめです。ソロキャンプなら、天板はA4サイズで十分です。

チェア

選ぶ際のポイント
● スタイルに合ったものを選ぶ
● 座り心地で選ぶ
● 軽量。コンパクトなものを選ぶ

徒歩キャンプには、組み立て式でコンパクトに収納できるチェアがおすすめです。

 

焚き火台

選ぶ際のポイント
● 持ち運びが簡単なものを選ぶ
● 用途に合わせて選ぶ
● 軽量・コンパクトなものを選ぶ
● 組立が簡単なものを選ぶ
● 丈夫なものを選ぶ

焚き火で調理を行うなら、五徳があって調理器具が置けるかどうかも重要です。

 

 

バーナー

選ぶ際のポイント
● 軽量・コンパクトなものを選ぶ

ソロキャンプなら100g以下の軽量なバーナーでも十分です
ガスと本体一体型は、持運びやすく燃費が良いです。

クッカー

選ぶ・注意点とポイント
● 丈夫なものを選ぶ
●軽量なものを選ぶ
● スタッキングできるものを選ぶ

スタッキングできてコンパクトに収納できるものが徒歩キャンプではおすすめです。

調理道具(ナイフ・まな板・カトラリーなど)

カトラリーは洗わなくていい紙皿や割りばしなどを持っていくのもいいかもしれませんが、折りたたみできるカトラリーや、皿にもカップにも使えるシェラカップも便利です。
調理器具セットは一つは持っておくといいですよ。

 

 

タイトルとURLをコピーしました